メガネ歴13年・コンタクト歴12年の私は2023年9月、品川近視クリニックでICL手術を受けました。そこから2年が経ちましたが、これまでの自己投資ベスト3に入るほど満足しています。
ICL(眼内コンタクト)とは、目の中に小さなレンズを挿入して近視・遠視・乱視を矯正する回復手術のことです。簡単に言うと、コンタクトレンズを目の中に埋め込むみたいなイメージです。
ICL手術を受けようと思ってから手術を受け、2年が経つ現在までの体験談をお伝えいたします。
1.ICL手術をしようと思ったきっかけ
2022年に子どもが誕生し、家族を守らないといけないという気持ちが芽生え始めました。元々、災害対策で防災バッグを購入したり、ペットボトルの水などを常備したりと防災意識は高い方だと思います。防災バッグの外面には”メガネ・コンタクト”ともしもの時に忘れないように記していました。
ある時ふと、
「レーシックをすればメガネとコンタクトいらないじゃん」
と思い、レーシックを調べ始めるなかでICLという方法に辿り着きました。
2.なぜレーシックではなくICLを選んだのか
最初はICLのことは全く知らず、レーシックについて調べていました。
調べていく中でICLというものが登場します。
ただその時は
「こんな高い手術もあるんだ。ふーん」
て感じでした。
どんどん調べていくとレーシックとICLには大きく4つの違いがあることがわかりました。
①レーシックは角膜を削るが、ICLは削らない
私が一番気にしていたのは、レーシックでは角膜を削るということです。レーシックは角膜を削って視力を調整するのですが、角膜は一度削ってしまうと元に戻すことができません。戻すことができないってことに抵抗感がありました。それに比べてICLはレンズを目に挿入する手術なので、万が一の時は外すことができます。
②レーシックよりもICLの方が矯正可能度数が高い
適応範囲はレーシックは主に−6.0D(軽度〜中等度近視)までが対象なのに対し、ICLは−6.0D以上(強度近視)でも対応できます。また、レーシックは乱視が強すぎる場合や角膜が薄い場合は手術ができません。
③レーシックよりもICLの方が値段が高い
私が手術を行なった品川近視クリニックのレーシック手術とICL手術を比べてみます。
レーシック
- スタンダードレーシック(1年保証) 税込75,000円
- 品川イントラレーシック(5年保証) 税込158,000円
- アマリス750Zレーシック(10年保証) 税込320,000円
- Lext(レクスト) (5年保証) 税込349,000円
ICL
- ICL(眼内コンタクト)(3年保証) 税込427,000円〜
このようにICLは最低でも400,000円以上することになります。(2025年10月1日現在)
ちなみに私は総額587,000円かかりました。
④ICLは「近視の戻り」がほぼない
レーシック手術を受けた後でも、生活習慣などにより視力が低下する、いわゆる「近視の戻り」が起こる可能性があります。それに比べてICLは「近視の戻り」がほとんどなく、長期的な視力安定性が期待できます。
正直、角膜を削って手術をしても「近視の戻り」が起こるとなると躊躇してしまいますよね。
以上の4つを比べた結果、私はICLを選びました。私が特に重要視したのが①のICLは角膜を削らないという点です。削ってしまうと元に戻らないというレーシックには若干恐怖がありました。ICLには可逆性(元に戻せる)があるので、万が一の時に安心です。
3.品川近視クリニックを選んだ理由
ICLを受けることを決め、次に決めるのは手術をする病院です。私の病院選びの条件は3つ。
①家から通える場所であること
1度手術をして、
「はい。おしまい!!」
であれば家から遠い病院を選んでも良いのですが、術後には検査があります。
翌日検査、1週間後検査、6ヶ月後検査、1年後検査、、、、、
感染症や視力の異常はないか調べる必要があります。こればかりはパスするわけにはいきません。というより、検査しないのは怖すぎる。
②症例数が多いこと
症例数が多い病院であれば、万が一の時でもこれまでの経験でなんとかしてくれるだろうと思い、一番症例数の多い品川近視クリニックを選びました。
③術後のサポートがしっかりしていること
病院によって、術後のサポートはさまざま。品川近視クリニックでは、術後3年までの検査は手術代にに含まれているので費用はかかりません。3年以降の診察代は1回あたり5,000円かかります。
また、3年以内であれば、レンズの位置調整・抜去の費用やサイズ不適合によるレンズの入れ替え手術費用(片眼につき1回まで)はかかりません。
ここまでが私の手術を受ける前までの話になります。
このブログを見てくださる方もレーシックにするか、ICLにするか迷っているのではないでしょうか。私は普通のサリーマンで、決して裕福ではありませんがICLを選びました。金額だけでなく、価値に目を向けてレーシックかICLか選択してみてはどうでしょう。
次回は手術についてお話しします。
デハマタ。